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SUMMER SPECIAL

酷暑日向け 耐熱端末特集

25 START

快適な事務所では、どんな端末も問題なく動く。
でも、夏の現場はここからが本番です。

このページは、スクロールとともに温度が上がっていきます。気温が上がるにつれ、それぞれの現場で何が起こるのか。なぜ止まる端末と止まらない端末があるのか。そして63℃でも動く端末はどれか——温度計とともに、酷暑の現場を体感してください。

↓ スクロールして温度を上げる

35 一般端末の限界

猛暑日。ここで一般のタブレット・スマホは
"適正使用環境"の上限に達します。

一般消費者向け端末の適正使用環境は0℃〜35℃。気温が35℃に達しただけで、すでにメーカー想定の上限です。保管時でさえ安全温度は−20℃〜45℃まで。夏の屋外でカメラやアプリを使い続けると、こんな症状が現れ始めます。

⚠️

「高温注意」表示でフリーズ

本体温度が下がるまで操作不能に。現場の記録作業が中断します。

🐢

処理能力の自動制限

熱から本体を守るため性能を絞り込み、動作が極端に重くなります。

🔋

バッテリーの急速な劣化

高温状態の継続はバッテリー劣化や膨張、最悪の場合は故障につながります。

40 「酷暑日」新設

気象庁は2026年から、40℃以上を
「酷暑日」と新たに定義しました。

猛暑日(35℃以上)の上に新しい区分が必要になるほどの暑さが、現実になっています。ただし、ここで注意したいことがあります——この40℃は日陰の気温だということです。

🌡 観測される気温は日射を避けた日陰の温度──ご存じだったでしょうか?

気象庁の観測では、日射の影響を受けると気温を正確に測れないため、温度計・湿度計を「通風筒」(百葉箱の現代版にあたる金属の筒)に収め、常に風を通しながら測定しています。つまりニュースで報じられる最高気温40℃は、あくまで日陰での値。直射日光の照りつける現場で、人と端末が置かれる環境は、その数字よりさらに過酷です。

参考:気象庁「地上気象観測について」

50 現場の本当の環境温度

気温は35℃でも、あなたの現場で端末が置かれる環境は
50℃に達することもあります。

直射日光下の体感温度は40℃超、端末表面温度は外気温+15℃まで上昇するといわれます。気温と、端末が実際に置かれる環境の温度はまったくの別物——それが、現場ごとにこんなトラブルとして現れます。

🏗️

建設・土木現場

路面 60℃超

アスファルト路面の表面温度は60℃超。地面近くで使う端末は路面からの輻射熱を受け続け、黒板撮影・検査立会いの途中で「高温注意」が出て作業が中断します。

🚗

車載・巡回点検

車内 50℃超

真夏の車内は50℃超。一般端末の保管安全温度(〜45℃)を大きく超え、昼休憩の間ダッシュボード付近に置いた端末が、戻ったら起動しなくなっていることも。

🏭

プラント・屋外設備点検

設備輻射熱

高温設備の近くでは外気温以上の輻射熱を受け、カメラ連続使用の配管・計器点検で端末が発熱。点検が中断するたび、高温エリアの滞在時間が延びてしまいます。

📦

物流・ヤード作業

炎天下で終日

入出庫検品で1日中屋外に持ち出す端末は、午後には熱で動作不安定に。炎天下と冷蔵・冷凍エリアを行き来する運用は、一般端末には最も過酷な温度変化です。

熱中症による救急搬送は令和7年6月に17,229人と、前年同月の7,275人から過去最多に※。端末トラブルによる作業中断は、そのまま屋外での暑熱曝露時間の延長につながります。
※ 出典:総務省消防庁(令和7年発表)

60 WHY ─ 耐熱の理由

なぜ、この温度でも動き続けられるのか。
理由は、設計・部品・実証の3つにあります。

堅牢端末の耐熱は、頑丈なケースを被せただけのものではありません。熱を逃がす設計、熱に耐える部品、そして高温下での動作を実際に証明する試験——3つが揃ってはじめて、63℃で動くと言い切れます。

REASON 01

マグネシウム合金筐体が"放熱板"になる

筐体には軽くて頑丈なマグネシウム合金を採用。一般端末に多い樹脂筐体と違い、金属ならではの高い熱伝導性で内部の熱を筐体全体へ拡散し、本体そのものが放熱板として機能します。発熱源(CPU等)からヒートシンク・筐体への熱の逃げ道を、防塵防水の密閉構造と両立させながら内部レイアウト段階から設計しています。

REASON 02

広温度域の工業用グレード部品

バッテリー・液晶パネル・ストレージなど、熱に弱い部品にこそ広温度域対応の工業用グレードを採用。高温時の性能低下やバッテリー劣化を抑え、CPUの熱による処理制限(サーマルスロットリング)が起こりにくい余裕を確保しています。

REASON 03

高温でも、見える・触れる

炎天下でも視認できる高輝度ディスプレイと、発熱時にも安定するタッチパネル。直射日光下の屋外という、温度+光のダブルで過酷な環境での使用を前提に作られています。

🔬 MIL-STD-810H Method 501.7 ─ 63℃動作を証明する高温試験

米国国防総省制定の軍用調達基準MIL-STD-810Hのうち、高温耐性を定めるのがMethod 501.7(High Temperature)です。日本ノヴァシステムの取り扱い堅牢端末は、第三者試験機関によりこの試験をクリアしています。一例として、8インチタブレットZX80Wは63℃の高温環境で72時間の連続稼働試験をクリア。カタログに書いた数字ではなく、恒温チャンバーの中で実際に動かして確かめた数字です。

PROCEDURE I|保管・輸送試験(Storage)

電源OFFのまま、最高71℃の熱に壊れず耐えるか

電源を入れない状態の端末を恒温チャンバーに入れ、昼夜の温度変化を模した33℃〜71℃の24時間温度サイクルを最低7サイクル(7日間)繰り返します。真夏の車内放置や輸送コンテナ内など、使っていない時間に蓄積する熱ダメージを再現。試験後に常温へ戻して動作確認を行い、保管高温が原因の故障・劣化がないことを確認します。

PROCEDURE II|動作試験(Operation)

63℃を保ったまま、実際に動かして確かめる

チャンバー内を63℃まで上げて保持し、端末内部の温度が安定した状態で、63℃のまま端末を実際に動作させます。起動・処理・表示・タッチ操作が正常に行えるかを高温下で検証。一例としてZX80Wは63℃で72時間の連続稼働をクリアしています。置いて耐えるだけでなく、動かしても正常であることを証明する手順です。

63℃・71℃という数字はどこから来るのか

Method 501.7の試験温度は、世界の高温地域を分類した気候カテゴリーに基づいて決まります。ポイントは、気温(外気)だけでなく、直射日光下の車内・コンテナ内などで機器自身が到達する「誘発温度(Induced Conditions)」が別に定義されていることです。

気候カテゴリー想定地域外気温度誘発温度(車内・保管環境等)
Basic Hot(A2)
基本高温
米国南西部・中東の低緯度地域など、日本の猛暑を上回る高温地域 30〜43℃ 30〜63℃
Hot Dry(A1)
酷暑乾燥
サハラ砂漠・中東内陸部など地球上で最も暑い地域 32〜49℃ 33〜71℃

つまり動作63℃はBasic Hot区分の誘発温度の上限保管71℃はHot Dry区分の誘発温度の上限に相当します。真夏の車内どころか、砂漠地帯の保管環境まで想定した温度水準です。日本の酷暑(外気35〜40℃、車内50℃超)は、この試験想定の内側に収まります。

試験の温度プロファイル ─ 保管と動作は別の試験

2つの手順ではチャンバーの温度制御がまったく異なります。保管試験は温度を上下させるサイクル動作試験は63℃を保持したままの連続稼働です。

PROCEDURE I保管試験|電源OFF・33〜71℃を7サイクル
71℃ 33℃ ← 1サイクル=24時間 → 昼夜の温度変化を模して最低7回(7日間)繰り返す
PROCEDURE II動作試験|電源ON・63℃を保持して連続稼働
63℃ 常温 63℃のまま動作・性能を検証 温度を63℃で一定保持(サイクルさせない) 例:ZX80Wは63℃で72時間の連続稼働をクリア

試験後の合否判定 ─ 何をもって合格なのか

  • 試験中・試験後に、規定どおりの動作・性能を維持していること(動作試験)
  • 筐体・ディスプレイ・コネクタ等に変形・破損・シール劣化などの物理的損傷がないこと
  • 高温暴露後、常温に戻した状態で正常に起動・動作すること(保管試験)

壊れなかっただけでは足りず、性能を維持したまま動き続けたことまでが合格条件です。

※ 上記はMIL-STD-810H Method 501.7の一般的な試験フレームの解説です。適用する気候カテゴリー・サイクル数・判定項目など、実際の試験条件は機種により異なります。個別機種の試験レポート・認証範囲についてはお問い合わせください。

63 それでも、動く。

動作上限63℃。保管なら71℃。
酷暑の現場で最後まで残る端末たち。

フル堅牢シリーズは動作温度範囲−29℃〜63℃、保管時は−51℃〜71℃まで対応。端末表面が外気温+15℃になっても、外気温40℃超の酷暑下で熱暴走の心配なく使えます。用途とコストに合わせて選べる軽量堅牢モデル(〜50℃対応)もラインアップしています。

ZX80W 製品写真
WINDOWS TABLET

ZX80W

8インチ|590g

Windows on ARM搭載の最新8インチフル堅牢。ファンレス・IP67・1000nits高輝度。63℃環境で72時間連続稼働の試験もクリア。

動作 −29〜63℃
保管 −51〜71℃
おすすめの現場:プラント・屋外設備点検など片手で持ち歩く屋外業務
ZX80 製品写真
ANDROID TABLET

ZX80

8インチ|590g

ZX80シリーズのAndroidモデル。超軽量ボディにIP67と1.8m落下耐性、直射日光下でも見やすい1000nitsディスプレイ。

動作 −29〜63℃
保管 −51〜71℃
おすすめの現場:建設・土木、車載・巡回点検、冷凍倉庫兼用の物流
ZX10 製品写真
ANDROID TABLET

ZX10

10.1インチ

Android搭載フル堅牢。炎天下でも見える高輝度ディスプレイ。ホットスワップ対応バッテリー。

動作 −29〜63℃
保管 −51〜71℃
おすすめの現場:建設・土木、大きめ画面が欲しい巡回・点検業務
F120 製品写真
AI WINDOWS TABLET

F120

12.2インチ

Core Ultra+NPU搭載(Copilot+対応)のAI超頑丈タブレット。大画面で図面・帳票業務に強く、電源ONのままバッテリー交換可能。

動作 −29〜63℃
保管 −51〜71℃
おすすめの現場:建設・土木の図面確認、検査立会い
X600 / B360シリーズ 製品写真
WINDOWS NOTEBOOK

X600 / B360 PLUS / B360

13.3〜15.6インチ

米軍採用の本格堅牢ノートパソコン。ワークステーション級の処理性能を求める車載・屋外拠点の重作業から、日常業務まで幅広くカバーします。

動作 −29〜63℃
保管 −51〜71℃
おすすめの現場:車載PC、屋外拠点・仮設事務所
S510 / V120 製品写真
WINDOWS NOTEBOOK

S510 / V120

12.2〜13.3インチ

Copilot+対応や2in1も。軽量ボディに63℃耐熱の堅牢性。V120はノート/タブレット両用のコンバーチブル。

動作 −29〜63℃
保管 −51〜71℃
おすすめの現場:現場と事務所を行き来する管理者
NS107 製品写真
WINDOWS TABLET|軽量堅牢

NS107

10.1インチ

猛暑でもサクサク動く軽量頑丈Windowsタブレット。一般向け汎用機と同等のコスト感で、複数台の現場展開にも導入しやすい1台。

動作 −10〜50℃
保管 −30〜70℃
おすすめの現場:コスト重視で始める現場DX、点検・帳票業務
NS605 製品写真
WINDOWS HANDHELD|軽量堅牢

NS605

6.5インチ|約470g

片手サイズのWindowsハンドヘルド。高速バーコードスキャナ搭載で、酷暑の倉庫・ヤードのピッキング・検品を止めません。

動作 −10〜50℃
保管 −30〜70℃
おすすめの現場:プラント・屋外設備点検、物流・倉庫のピッキング、入出庫検品
☀️

端末は63℃まで耐えても、人は違います

高温下での長時間作業は熱中症の危険を伴います。耐熱端末による業務効率化で屋外作業時間を短縮することは、働く方の健康と命を守ることにもつながります。こまめな水分補給・休憩とあわせてご活用ください。

その耐熱、実機で確かめてください

全品デモ機の無料貸し出しに対応。お客様の現場環境に合わせた機種選定から、キッティング・国内修理まで一貫してサポートします。

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